「産学官連携推進研究協力会設立」にあたり

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広島大学は、社会に貢献できる優れた人材を育成し、科学の進歩・発展に貢献しつつ、世界の教育・研究拠点を目指しております。

このため、理念5原則(平和を希求する精神、新たなる知の創造、豊かな人間性を培う教育、地域社会・国際社会との共存、絶えざる自己変革)を掲げ、教職員が一丸となって取り組んでいるところです。

5原則の一つ「地域社会・国際社会との共存」を具現化する取組として、平成22年11月、地域社会、特に地域産業界への更なる貢献を目的として、「産学官連携推進研究協力会」を設立致しました。産業界等の皆様方と広島大学との双方のコミュニケーションを促進し、産学官連携体制の強化を図るとともに、広島大学の研究成果の実用化等を通じて産業の活性化に、より一層貢献していく所存です。

本研究協力会では、「産学官の人的及び情報交流の推進」、「技術に関する講演会及び研修会の開催」、「技術相談並びに共同研究及び受託研究の支援」、「産学官連携に関する情報発信」等を行うこととしています。

具体的な活動として、平成23年8月から、会員向けの事業として、各企業の第一線で活躍中の若手人材に現製品の課題解決、新製品や新事業の企画・開発のための多様な知識や経験を積む機会を提供する「地域企業若手技術者向けイノベーション研修プログラム」を実施しております。

会員の皆様方におかれましては、「産学官連携推進研究協力会」の活動を通して広島大学を積極的にご活用いただき、広島地域、ひいては日本の活性化に向けてご活躍いただくことを祈念しております。

広島大学産学官連携推進
研究協力会会長

越智 光夫

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