イノベーション研修プログラム
平成26年度 研修プログラム 研修プログラム
第33回 歯車の損傷と強度設計
歯車は種々の機械装置に使用され,その強度設計は重要で,歯車装置を故障なく安全に使用するために実施される。本研修では,まず歯車に発生する種々の損傷について概説し,つぎに,長年の経験を基にして確立された強度の計算法〔曲げ強度,歯面(面圧)強度,スコーリング強度の各計算法〕について解説する。
【講師】工学研究院 永村和照 教授
【日時】4月21日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第34回 歯車の省エネルギーとトライボロジー
歯車の動力伝達効率は一般に,90%以上と高いが,省エネルギー・地球環境問題から さらなる高効率や動力損失の低減が求められている。本研修では,歯車単体のみならず,軸受や潤滑も含めた歯車装置としての省エネルギー,トライボロジーの観点から,歯車装置の効率向上や動力損失低減の方法について解説する。
【講師】工学研究院 永村和照 教授
【日時】5月12日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第35回 構造最適設計の基礎
近年,機械設計を支援するツールとして構造最適化ソフトウェアが広く活用されている。本研修では,機械構造物の強度や振動特性を最適化する設計問題を取り上げ,その基礎技術となる有限要素法や数理計画法について解説する。
【講師】工学研究院 竹澤晃弘 准教授
【日時】6月9日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学VBLオフィス2Fセミナー室
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第36回 構造最適設計の応用と設計事例
構造最適化ソフトウェアを用いた,国内外の航空機業界や自動車業界,船舶業界における実際の最適設計事例を紹介し,その活用法について解説する。
【講師】工学研究院 竹澤晃弘 准教授
【日時】7月14日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学VBLオフィス2Fセミナー室
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第37回 「制御技術」を知る
「制御技術(制御工学)」によって,私たちは使い易さの面や効率化の面で,非常に大きな恩恵を受けています。とりわけ,産業システムにおいて「制御技術」は,コスト削減や生産性向上,さらに最近では,省エネルギー化や低炭素社会創出に大きく寄与しています。本研修では,「制御とは何か」に始まり,産業システムにおける「制御技術」を紹介すると共に,制御技術(フィードバック制御)の基本について解説します。
【講師】工学研究院 山本透 教授
【日時】8月18日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第38回 「制御技術」を使う
基本的なフィードバック制御技術としてPID 制御が挙げられます。PID 制御は産業界で最も広く使用されている制御技術です。本研修では,このPID 制御を取り上げ,PID 制御器の基本構造, ならびにPID 制御系の基本的な設計法を解説すると共に,実験システムを用いた設計演習を通して,ひと通りの制御系設計法(設計手順)を習得します。
【講師】工学研究院 山本透 教授
【日時】9月16日(火) 17:00~19:00
【場所】広島大学 工学部 A1棟5階 A1-531(システムサイバネティクス専攻 共通ゼミ室)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第39回 回転機械の振動(Ⅰ)
簡単な回転軸系(ジェフコットロータ)におけるたわみ振動と傾き振動を対象とし,回転軸系の固有振動数,ジャイロ作用,不つりあい応答について解説する。
【講師】工学研究院 池田隆 教授
【日時】10月14日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第40回 回転機械の振動(Ⅱ)
1回目の研修内容の知識をベースとして,回転体のバランシングについて解説する。また,実際の回転機械に発生する振動事例を紹介する。
【講師】工学研究院 池田隆 教授
【日時】11月11日(月) 17:00~19:00
【場所】工学部 B2棟 105講義室 ※会場を変更しました
地図→ http://www.hiroshima-u.ac.jp/schedule/show/id/14348
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第41回 数値流体力学の基礎
流体現象を把握する為の数値シミュレーション(CFD)は圧縮性・非圧縮性,層流・乱流などの流体の性質も考慮する必要があるが,第1 回は高精度数値解法として近年注目を集めているCIP 法を中心に,数値流体力学の基礎について解説する。
【講師】工学研究院 尾形陽一 准教授
【日時】12月8日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第42回 数値流体力学の工学的応用に向けて
CFD の応用として内部流れ,流体= 構造連成,気液二相流の解析手法の概説とその事例について紹介する。また,CFD の工学的応用におけるポイント・注意点などについて説明する。
【講師】工学研究院 尾形陽一 准教授
【日時】2015年1月13日(火) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第43回 環境負荷低減のための気体分離膜開発
分子の移動速度や物理化学的特性の違いを利用することで,省エネルギーかつ低コスト分離技術として知られる膜分離法について概説し,膜を用いた様々な応用分野について述べる。特に,今後大きな需要拡大が世界的に見込まれる水処理関連の膜分離技術,および水素製造,二酸化炭素回収を目的とする分子混合物の精密分離膜開発について解説する。
【講師】工学研究院 吉岡朋久 准教授
【日時】2015年2月16日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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第44回 計算機支援による多孔性気体分離膜の微細構造評価
ゼオライトやアモルファスシリカのようなセラミック材料からなる,サブナノサイズの細孔を有する気体分離膜における分子の透過・分離機構について概説し,分子シミュレーションを利用した気体透過特性の解明と膜の微細構造評価に関する最近の知見について解説する。
【講師】工学研究院 吉岡朋久 准教授
【日時】2015年3月9日(月) 17:00~19:00
【場所】広島大学 VBLオフィス2階セミナー室
(広大東口バス停下車徒歩2分)
※会場へはできるだけ公共交通機関をご利用ください。
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